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今回の日食のまとめ

★1枚目は日食の経過を合成した物です。雲が多かったため、撮影間隔は一定ではありません。また、ダイヤモンドリングも「切れ味の良い」写真ではなく雲の影響がおわかりになるかと思います。

全体を通じて薄雲に影響された日食といえますが、他の観測地の状況を思えば肉眼で充分楽しめたということで満足できると思っています。


★2枚目はNASAの画像です(と、中国のサイトに出ていましたが、本家のどこにあるのか分かりませんでした。なお合成は私です)。

上はまだ日食が始まる前、下は中国東岸あたり(つまり杭州・上海あたり)に月の影が落ちている画像です。月の影の部分が皆既帯ということになりますが、これを見れば、皆既帯が梅雨前線による雲の真上を通っているのが分かります。つまり、皆既が見られた(はず)の地点の多くは雲の下であったということを物語っています。

総括としては、なんといっても今回は梅雨の終末期の不安定な天気に大きく影響されてしまった日食であったといえるでしょう。



中国地方では大雨による土砂災害が起きています。梅雨明けはいつになるのでしょうか?