久しぶりに鋭い日差しが戻っています。で、これまた久しぶりに、カメラとPCをザックに入れてフラフラと。
 
太陽の前を高積雲の流れが横切って、まだら模様を作っています。こんな輝度差の激しい条件はカメラにとって(または撮影者にとって)一番つらい条件です。雲をきれいに出そうとすると太陽の周囲が飛び、これを押さえようとすると雲が暗く灰色に。
 
雲は単純なのに撮影が難しいのはこんな特殊な条件が多いからです。で、例のHDRを試したりしているのですが、そのために買ったペンタックスのカメラは早速入院中。購入したときから一部の機能が不良で、だましだまし使っていたのですが我慢できずに強制入院です。いままで何十台かカメラを使ってきましたが、「購入時点で」故障していたのはこのペンタックスが初めてです。さすがペンタックスです(と皮肉をこめて)。
 
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独り言(と解説)
途中でカメラメーカーへの悪口になってしまいましたが、「買って{少し)使って起きるいわゆる初期不良」と「買った時点で壊れている不良」とは違います。後者は明らかに出荷時の検査の手を抜いているわけで、こういうのがあると、「もうこのメーカーは買わない」と思うばかりか「所詮このメーカーは・・・・・」と感じてしまいます。今回はなんと、カメラの機能の中枢を切り替える「コマンドダイヤルの不良」と「ストロボが機能しない(発光しない)」というびっくりするような基本的な部分の不良です。
 
自分のように数台のカメラを用途別に所有している人間は、別のカメラを使えばいいので影響は少ないですが、初めて一眼レフを買った人や、旅行に行くために買ったような人にとってはとても困るはずです。初期不良は0にはできないでしょうが、少なくても出荷時の検査くらいはちゃんとしてほしいと思います。そこら辺がメーカーの姿勢が目に見えてくる部分だと思っています。
 
最近の入門モデルは海外で生産・アセンブルされているものが多いのですが、使う人にとっては「自分の1台」がすべてですので、どこで生産していても最低限の品質は確保してほしいですね。
 
 
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