下弦が近づき、月の南中はどんどん明け方に近づいています。
夜3時45分に目覚め、空を見ると晴れ間に月が輝いています。
急いで観測室を開けて撮影準備をしていると、薄い雲がどんどん流れてきます。
15分ほど温度順応したところで待ちきれずに撮影開始、2コマ分撮影したところで月は雲に覆われてしまいました。
うーん、あと30分早く起きれば良かった!
写真はアリストテレス(上)・ユードクソス(下)の夕暮れ。
2枚目はカッシニ(中央)とアルプス(上)谷付近。
アルプス谷の中にはさらにごく細い中央谷があるのですが、拡大するとちゃんと写っています(ブログ掲載の画像は縮小してあるので見えませんが)。
「月の地形ウォッチングガイド」:白尾元理さん著,誠文堂新光社刊には「25cmの望遠鏡で確認できれば第1級の光学系」と書かれていますが、気流が安定していれば15cmでも観察できます。屈折の安定性とコントラストの良さのおかげででしょうか?
いずれもTOA150B + 2×バロー + ASI290MM
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