自然人(橋本確文堂)2017年秋号No.54が発送られてきました。今号のテーマは「石」です。(アマゾンで購入できます)
私はこの本に9年間36回、雲と空の記事を連載させてもらっていますが、残念ながらこの本は次号・55号で休刊となります。
北陸の自然と文化を追い続けた季刊本で、写真も美しく、毎号のテーマもレベルが高かったのですが、その分「儲からないだろうな」とは思います。
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橋本確文堂は印刷・出版社であり、それでもこの本を続けていたのは、印刷出版文化に寄与する会社の姿勢だったと思います。その姿勢は評価されるべきだと思いますが、いろいろな事情もあるのでしょう。
今号の後書きで「新たなメディアでの展開」とありますが、ウェブ上での発信でしょうか?印刷屋が紙媒体からの撤退をすると言うことは、自分の首を絞めていくのと同じだと思っています。私は紙でなければできないこともたくさん残っていると思います。
とはいえ、私は当事者ではないので、そこらの深い事情はわかりません。あと1号、どんなエンディングになるのでしょう?

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