9月は天気が悪かった。
ニュースでも「今年は日照時間が昨年の6割しかない。異常だ」とか言っている。で、ここ4年の9月の我が家の太陽光パネルの発電量を調べてみた。

今年9月の発電量は479kWh。確かに昨年(2017年:621kWh)より23%も少ない。でも、よく見ると、昨年が異様に高いだけで、今年が特にに異常なわけじゃないことがわかる。それより一昨年(2016年:457kWh)の方が悪いじゃないか。

平年を大きく超えるモノと比べれば、そりゃ今年の天気が異様に悪いように見えるに決まってる。マスコミにだまされちゃいかん!

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注意1:気象庁の「日照時間」と「発電可能な時間」は違いますので、日照時間∝発電量にはなりません。

注意2:太陽光パネルの発電量は日射量に大きく関係しますが、照度と比例関係にはありませんし、気温にも影響されます(気温が高いと効率が落ちる)。よって、23%発電量が少なくて、必ずしも日射量が23%少なかったわけではありません。また、一般には、パネルには発電量で0.8%/yearの経年劣化があるとされています。