雲三昧 -雲と空の記録と独り言-

2019年8月末にYahooブログから引っ越してきました。 雲好き高じて気象予報士(No.6926)に。 雲と空のアレコレと管理人Akinokoの独り言。 WebPage「雲と空の休憩室」 : http://www1.linkclub.or.jp/~kinoko/    Facebook : https://www.facebook.com/akio.murai.5   そして雲の本もよろしくお願いします!!

カテゴリ: 雪氷・研究関係

またまた人工雪結晶。新しい装置で基礎的なデータを取り始めてもう2ヶ月。なかなか思ったように進まないので原因を追及中。ということで、1枚。(とはいっても、3フレームからの焦点深度拡張合成画像) ...

2日に作った-9.1℃での人工雪結晶。、、、、のはずなんだけど、今回の装置では、この温度域で単独の結晶がなかなか作れない。何でだろう?もう、これは雪というより、霜。この温度域では「鉛筆のキャップ」みたいな中空の長く伸びたパイプ状の結晶ができます。よく見ると壁の ...

今日の人工雪結晶。相変わらずMurai式での結晶生成テストを継続しています。-27.3℃での御幣状結晶:CP71 氷柱御幣と呼ばれるモノ(中央)。このあたりは水蒸気量が少ないので、成長速度が異様におそい。3時間かかってできた結晶。(焦点深度拡張合成画像)Murai式など人工 ...

昨日の人工雪結晶:骸晶角柱。よく見ると柱面の一角に切れ目があり、-8℃付近の結晶と同様に「屏風」と呼ばれる構造があります。フムフム、、、、、、 ...

今日の結晶。Murai式は対流型といって、水蒸気を下方から対流によって供給します。ですから、下方の枝に多くの水蒸気が供給されるために、多くの場合6方対称にはなりません。写真の下の方の枝が長く伸びているのはそのためです。逆に、上の枝が扇状に広がって短いのは水蒸気 ...

私が開発した人工雪結晶生成装置があります。Murai式と呼んでいますが、これで2012年に学位をいただいたことはこれまでもここで何度か書いてきました。今、これを使って実験を行っているのですが、写真は今日(16日)に生成した樹枝状結晶の枝の1本です。 ...

樹枝状結晶の先端の成長過程。(実際は2分インターバルで撮影していますが、ここでは4分インターバル)同じ色は同一の枝です。先端に次から次へと枝ができてきます。左端の黒矢印の枝の先に青色ができて、その後赤色が発生、、、、、、。と。 ...

誰もいない、安全な密閉された低温室で実験し、独りぼっちの研究室で画像を処理しています。これでコロナに感染したら、誰が犯人かすぐわかります。→嫁さんかナナセです。さて、昨日生成した樹枝状の枝の1本を時間経過と共に並べてみました。測定の結果、成長速度は3.89mm/h ...

Murai式で昨日作成した人工雪結晶。 -14.1℃での樹枝状結晶です。 撮影方向から、かなり傾いてできており、そのままではピントが合わないので、焦点深度拡張処理をしてあります。 六方対称にならず、下の方の枝が長いのは水蒸気が下方から供給されるから。 本当は水平にでき ...

Murai式という人工雪結晶を作る装置があります。名前の通り私が開発したのですが、これを使った研究で8年前に学位を頂きました。詳しい経緯は私のwebサイトにあります:http://www1.linkclub.or.jp/~kinoko/Snow2_artificialsnow.htmlさて、写真は4月3日に新しく制作したMura ...

Murai式人工雪結晶生成装置という、気温や湿度を変えて自由に雪結晶を作るための装置があります。自分で開発し、自身の研究に使って学位を取得したのですが、現在中谷宇吉郎雪の科学館、北見工業大学、北海道教育大学などでも使われています。3月から約3週間かけ、9号機がよ ...

何ができるかわからないまま、手探りで実験している。そのうち何かわかることもあるかもしれない。結晶方位とチンダル像の何か面白いものが見えるかと、今日はチンダル用に作成した氷を、偏光フィルターを通して観察してみた。写真は結晶粒界にできた干渉縞。顕微鏡を覗きな ...

昨夜はずっと快晴。なすすべなし。 今日も朝から快晴なので、焼額山と熊ノ湯スキー場を偵察。 熊の湯スキー場頂上(標高1960m)で樹氷発見。 しかし、12時30分でベース(1680m)の気温がなんと+2℃。ぽっかぽか。 ...

雪結晶プロジェクト:雪結晶撮影のため志賀へ。 10時に出発。暖かく道路に雪がなかったので2時半に志賀着。 気温はまだ-4℃。明日は天気が良いらしい。最悪。 撮影機材の準備完了。今回の顕微鏡は2台。Eclips 200 Murai SpecialとSMZ-2T改。 既に志賀に20日ほど ...

中谷宇吉郎先生の愛弟子であり、雪氷学研究の大家である樋口敬二先生がお亡くなりになったとのこと。 私は少ししかお話しする機会がなかったのですが、いつも優しく声を掛けてくださり、少年のような表情で雪結晶についお話され、暖かい人柄も合わせて尊敬できる方でした ...

昨年に続き、名古屋大学から降雪雲観測用のレーダーがやって来ました。現在、県立大のグラウンド横に設置中。 昨年の説明では3億5000万円ほどするらしい。年末ジャンボが当たったら、私も1台買おうかな。まてよ、1等と前後賞で2台買えるな。 ...

今日の雪結晶。 予冷に4日、その後20時間かけてできた-48.6℃の結晶。 美しい! これまで1~2℃ずつ下げてきたが、このあたりの温度に何かありそうな気がする。とはいえ、再現性に難ありなんだよなぁ。でも、現状でのMurai式の限界温度に近い。 ...

3日かかって作った-35℃での人工雪結晶。雪結晶は-25℃以下では低温型と呼ばれる特殊な形になります。 自由に雪結晶をつくって、寒い部屋で密かに楽しんでいます。「おっ、今日のできはいいねぇ」みたいに。自然で見られる結晶を自分で作るというのは楽しくて、不思議です ...

4月に無職になってから3ヶ月。 お世話になっている大学で、Murai式人工雪装置を使っての-50℃以下の雪結晶の実験準備のために装置の改良やら、テストやら何やら作業してきました。 本当になかなかうまくいかず時間がかかってしまいましたが、6月後半から、ようやく雪結 ...

無職になって、大学に(居候で)戻って2週間以上経過。 実験器具の整備行ってきましたが一段落し、とりあえず-18℃付近での雪結晶生成テスト。 7年前を思い出しながら撮影も。 まずは昔に逆戻りして、記憶の底からノウハウを引っ張り出す。 このあたりは7年間何一つ進 ...

某大学で実験を再開するために、まずは清掃と実験装置の再構成を始めました。 ところが、しばらくいないうちに、研究室も実験室(低温室)も汚れ放題。特に低温室は測定装置にカビが生えていたり、ゴミが落ちていたり、変なにおいがしている始末。実験装置の整備の前に大掃 ...

23~24日に斑点ぬれ雪の研究者の皆さんが金沢・加賀市に来られ、雪の科学館の見学と現地観測をおこないました。  雪の科学館の前で、左から興和:藤野さん ・ 広島大:小沢先生 ・ 北見工大:亀田先生 ・ 私 ・ 北見工大:原田先生。 今日、山中での現地観測のよ ...

今朝、TV番組「とくダネ!」を見ていたら、気象予報士の天達さんが箱根からライブ中継をしていました。天達さんの足下には「斑点ぬれ雪」が広がっていました。(白い矢印) 中継の途中に「すごく珍しい現象を見つけました」と言って足下の道路面を指さしたので、てっきり ...

金沢に戻りました。 結果から言うと、今回の遠征「惨敗」です。顕微鏡を新しくして、いろいろな状況に対応できるよう、フィルター等もたくさん準備して出かけたのですが、何しろ、満足な雪結晶が降らない! 1日目は気温が高すぎ、2日目は猛烈に降ったものの結晶単独で降 ...

降雪が続く長い夜を超えて、10時頃駐車場の車を見に行くと、積雪で囲まれた愛車がありました。 発泡スチロールで作ったように見事に平面で囲まれていて、別の車のようです。 あまりにきれいな造形で埋もれているので、もったいなかったのですが、このままにしておけな ...

休みをもらって、雪結晶撮影のテストのために志賀へ移動。 写真は車のダッシュボードの情報と景色。標高1400mを超えても気温が5℃もあります。 麓では3℃でしたが、標高が上がるにつれて気温が上がって1000mあたりで6℃と最高気温。逆転層が存在しています。 これじゃ ...

今日午後は石川県立大に設置されたKaバンドレーダーについての講演会と見学会に参加。 名古屋大学と山口大学の共同研究なのですが、冬の降水粒子の研究をすると言うことで3月まで県立大に設置されます。間近で見るレーダーは結構迫力があって、機械っぽくていい感じ。1台 ...

加賀市の雪の科学館には私の開発した人工雪結晶装置が常設されています。 休みになったので、この「Murai式」人工雪結晶装置の冷却水循環装置の交換のために、加賀市の中谷宇吉郎雪の科学館へ出向き交換作業を行いました。 ここにおいてあるMurai式はもう10年以上働き ...

人間の頭は3次元の結晶構造を理解するようにはできていないのです。 で、昔作った雪の結晶構造の模型を見ながら本を読んでなんとか納得。 ...

わかる人だけ、わかる話。 私の所有している、3冊の中谷宇吉郎のSnow Crystals : Natural and Artificial , Harvard,(1954)のうち1冊の表紙裏には中谷先生のサインが記されています。(なんで3冊も同じ本を持っているのかという問題は今は置いておいて)  Dr & Mrs.Mar ...

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