天文の仲間からいただいた情報。12月になってドイツで観測された超レアなマルチディスプレイ。何が見えるか、全部言えたらあなたも「通」です。 冬になって、これからどんどん世界中のレア現象がアップされてくるでしょうね。 Picture of the Dayから:APOD: 2023 December ...
カテゴリ: 大気光象 レアハロ
幻月
昨夜午前1時ちょっと過ぎ。明るい左の幻月が結構長時間見えてた。幻月は月齢の大きな(つまり光源が明るい)時にしか見えないため、幻日と比べるとレア度は高い。というわけで、観測の方は断念。 akinokoの9冊目の雲の本写真450枚以上を使った雲の本の決定版。雲の名前の全 ...
46度ハロ?ラテラル??
22度ハロの外側46度の位置にもうひとつハロが見える。太陽高度とタンジェントアークがないことから考えれば,ラテラルではなく、46度ハロの可能性が大きい。もう少し細かくチェックする必要がある。akinokoの9冊目の雲の本写真450枚以上を使った雲の本の決定版。雲の名前の全 ...
1918年 「ローウィッツの弧について」
大正7年=1918年の気象集誌。金沢地方気象台に出向いてある調べ物をしている最中、藤原咲平のローウィッツアークに関する論説文を発見。計算から氷晶の形状を導き出して可能性を述べている。すげ〜。「そんな弧がどのようにしてできたとて実際上何の損得もない」と言う簡潔な ...
ちょっと困惑する大気光象の報告
ちょっと困惑する画像をいただきました。仙台市の方から画像が送られてきました。この方は9年前に多重のハロの報告をしていただいた方で、熱心に観察されています。キャプションおよび下の写真は私の方で強調したものです。さて、まず中心に近い太陽(隠してある)の両側の縦 ...
46°ハロ(外暈)とラテラルアークの見分け方
ある惑星の大家から「46度ハロとラテラルをどう見分けるか」という質問があったので、シミュレーションで示します。(太陽高度20°、わかりやすいように氷晶の形状と姿勢を極端に設定してあります)1枚目は22°ハロ(だけ)が明るく発生する典型的な氷晶の状態です。同時に外 ...
ラテラルアークが見えてるけど、、、、
幻日とタンジェントとラテラルアークが見えてる、でも、ビール飲んだから、移動できない。快楽と収穫は両立できないのであーる。iPhone11Akinokoのウェブサイト「雲と空の休憩室」! ...
上部ラテラルアーク
今見えていた上部ラテラルアーク。気がつくのが遅れて、自宅の空中回廊からiPhoneで。外に出た時は環天頂アークが明るかったのに。しまった!偶然、突然帰省して来たナナセとタンジェントアークをバックに記念撮影。ナナセはこんな「偶然を呼ぶ」事が多い。1.大マーライオン ...
こっちが悲惨な状態なのに、太平洋側で超レア現象
News!日本海側の人たちが豪雪と格闘していた昨日、三重県の鵜山さんから電話。超レア現象・マルチ・ディスプレイが見られたとの報告。送られてきた画像を見ると、ビックリ。ここには画像のうち1枚だけ掲載します。見られたのは、1.22°ハロ 2.環天頂アーク 3.幻日 ...
シャイナーのハロを調べる その後
ちょっとした問い合わせがあったシャイナーのハロに(28度ハロ)関する論文を理解するために完訳した。自分の英語力だと原文では読み込めないので、周り道だけど調べながら完訳して、修正しながら理解した方が、わかっていない事を確認できるので、結局は理解しやすい。ちな ...
28°ハロの真実を探す
雪関係の知り合いから、ハロに関する問い合わせがあった。この世界には昔から怪しい話がいっぱいあるけど、問い合わせの件もいかにも怪しい現象。綾塚さんに聞いて、今まで知らなかった新しい論文を手に入れたので読んでる。この論文はその怪しさをはっきりと指摘している。 ...
静岡で「超絶現象」現る!!
速報!!!!!!ハロの季節の終盤、とんでもないハロの報告が寄せられました。9°・20°・22°・24°・35°・そして極めつきは46°ハロの同時出現です。本日12時10分、静岡市葵区のSunnyさんの観測です。これだけ多種のハロが出現し、かつ同心円以外のハロの要素が全くない ...
これが外暈?? アホな新聞記事
こんな勘違い記事を書くのは、記者が悪いのか、それとも気象台が悪いのか?ただ、目立とう(あるいは話題を作ろう)という意識が見える記事だからレベルが低い。この前北海道新聞の記事を褒めたばかりなのに。昨日付の北海道心web版の記事。無知なのは仕方ないけど、ちゃんと ...
タンジェントアークと下部ラテラルアーク
立派なタンジェントアークと、珍しい下部ラテラルアーク。昼過ぎ、巻層雲の明るくなってきたので外へ。タンジェントアークがうっすら見えています。で、いい感じだったので、「きっと来る!」と思い、カメラ2台を手に大気。どんどん明るくなるタンジェントアーク(2枚目矢印 ...
サンベックス・パリーアーク
三重県の鵜山さん(雲のカタログの共著者)からメール。 内容はビックリするもので、23日に9°ハロ、下部ラテラルアーク、環水平アークと、サンベックスパリーアークが見られたというもの。 ビックリです。特に、サンベックスパリーアークは、日本でちゃんとした写真が撮 ...
ラテラルアーク
今朝見えていた薄めのラテラルアーク。結構まれな現象。 「ラテラルアーク」は同じ成因の「外暈」との見分けが難しいのですが、内側の22°ハロが薄くてタンジェントアークが明瞭なことで, 今回の現象は外暈ではないと判断できます。 Akinokoの新しいウェブ ...
初めて見たレアハロ
2004年、雲の撮影を始めて1年ほどたった夏、8月16日のハロ。窓から外を見ると、見事な2重のハロができていました。ちょうどデジタルへの移行期で、私の見た初めてのレアハロであり、NikonのD70で撮影した最初の獲物でした。 ここには9°ハロの他に18°、35°のハロも写っ ...
レア現象を勉強する Atmospheric Halos Search for AngleX
5冊目の本は私の作業を終えて、出版社・印刷製本会社の作業が進んでいます(はずです)。 さて、本の作業が一段落したので、英語の勉強もかねて(英語、苦手なんです)英語の論文や本を読み始めています。 今読んでいるのは俗に言うレアハロのの成因を科学的に追求 ...
見たことがない現象がまだあるんだなぁと。
私の最も好きなwebサイトAtmospheric Optics http://www.atoptics.co.uk/ 。 言わずと知れた大気光象のメジャーサイトで、毎度ここで紹介しているので、ご覧になった方も多いと思います。 ここのTopには数日ごとに目を疑うような素晴らしい現象が次から次へと掲載さ ...
ウェーゲナーのアーク?
ちょうど1週間前、5月24日に見られたレア現象「幻日環」。写真を見ていただけるとわかるように、幻日環上の太陽の位置と対称の位置に光点があるように見えます。強調すれば明らかなのですが(下写真の矢印)、太陽側からこの光点に向かって二本の薄い線が伸びているのが見え ...
昨日のおさらい
備忘録 昨日の現象をおさらい。 5月24日 13:02(現象発見時) 太陽高度67.4度 一見、環水平アークに見えますが、上方への曲がり方が急すぎ、右端に注目すると太陽下の光のラインが上下に二本に別れているのがわかります。 上に曲がっているのが下部ラテラル ...
超絶現象現る!!!! 3
今日の現象は石川県を中心にそれなりの騒ぎになったようです。 さて、本来ならばこれくらいの大きな現象を魚眼レンズに収めたいと常々考えており、いつも車に魚眼レンズを入れて持ち歩いています。 ところが、今回はちょっと不意を突かれてしまって、カメラバッグを持 ...
超絶現象現る!!!!
速報! 30分ほど前に超絶現象が現れました。眩しいほどの環水平アークとラテラルアーク!この二つの現象がはっきり区別できます。 10数年空を見ていますが。これほどの現象は初めてです。すごい! この他にもありますが、それはあとから。 ...
これはすごい! 超レアハロを含むマルチディスプレイ
今日更新されたAtmospheric halosのPicture of the dayにとんでもない画像がアップされています。 http://www.atoptics.co.uk/opod.htm 私の経験の中では、これまで見た画像の中で最もすごいものです。見た瞬間「わ、すごっ!」と声が出てしまったほど。 ここに写っ ...
超レアハロ 9°ハロ
本日超レア現象9°ハロが見られました。 写真はちょっと薄くて申し訳ありませんが、私にとってはちょうど10年ぶりの対面。 ほんの数分、30コマほど撮影したところで消えて無くなってしまいました。 ...
速報 明るいラテラルアーク他
朝から巻層雲。 これは怪しいということでいつもの開けた場所へ移動したところ、タンジェントアークがどんどん明るくなって、太陽jの上下に太陽柱が見えています。 マニアックな人ならすぐわかるのですが、これは上空に角柱状(鉛筆型ですね)の氷晶が存在していること ...
素晴らしいレアハロ!
和歌山県の知人から、18日撮影のビックリするような写真が送られてきました。 皆さん、写真に写っているのがなにかわかりますか? 特にこの2枚目は、日本でこのような写真が撮られたのを見たことがありません。 この知人はこれまでもいくつもの(美しい)レ ...
これはすごい!超レアハロ
仙台市に住む菅原さんという方から、突然封書が送られてきました。 開封した瞬間、驚きました。超レアハロの写真です。 以下、同封されていたメモから抜粋。 「当方、小学生の頃から雲に興味を持ち、伊藤洋二氏の「雲の生態」に触発されて、’75から断続的に写真を ...