雲三昧 -雲と空の記録と独り言-

雲と空を見続ける気象予報士No.6926:管理人Akinokoのアレコレ独り言。 雲&空+天文+雪結晶の3つが活動フィールド。WebPage「雲と空の休憩室」 : http://www1.linkclub.or.jp/~kinoko/    Facebook : https://www.facebook.com/akio.murai.5   「新・雲のカタログ」をはじめとする雲の本もよろしくお願いします!!

カテゴリ: 雲と雪の本とHP

雲・現象の文献を過去に遡って調査している。その中で大気光象の図や観測記録もたくさん出てくる。昔からこれらの現象に興味を持たれていたのが分かる。画像は1933年藤原咲平の日暈の図。良く見るとちょっとおかしな点がある。分かります??akinokoの9冊目の雲の本写真450枚 ...

中谷宇吉郎の名著であり、雪結晶のバイブル「雪の研究 -結晶の形態とその生成-」,1949, 岩波書店がまたもウチにやってきた。この本には雪結晶研究のほぼ全てが詰まっている。これまでこの本を10数冊入手し、現在も今回入手の物以外に2冊所有している。が、今回入手した物は驚 ...

大気光象(ハロ現象)のバイブル2冊。「これを読まずに大気光象を語ることなかれ」と言うほど基本的な解説がされてる。この2つを理解しないでハロをの全てを分かってるように語るサイト・人は多い。そう言うのを「知ったかぶり」と言うのだと思うけど、この2つはもう絶版。と ...

独り言やった!!苦節1年(?)遂に雲の分類の謎のひとつがとけた!これは苦労した。akinokoの9冊目の雲の本写真450枚以上を使った雲の本の決定版。雲の名前の全てがわかります。是非お買い求めください!!!アマゾン販売サイトWeb Page : 雲と空の休憩室 : http://www1. ...

1802年からの雲分類の謎を追ってるんだけど、その副産物。1840年の雪結晶の分類図を発見(俺が知らなかっただけかも)。レベル高い!!1840 Vorlesungen über Meteorologyからakinokoの9冊目の雲の本写真450枚以上を使った雲の本の決定版。雲の名前の全てがわかります。是非 ...

1802年から始まる雲の分類の謎を追っている。画像は副産物のハロの図。右上は主虹を作る光線。1840 Vorlesungen über Meteorologyから。図の中の現象は何か全部言えたら合格!akinokoの9冊目の雲の本写真450枚以上を使った雲の本の決定版。雲の名前の全てがわかります。是非 ...

雲の分類は国際雲図帳(Interntional Cloud Atras:以下ICAとします)によって規定されています。最新版は2017年に公開され世界的に標準となっていますが、この中には新しい雲の分類がいくつも追加されています。従来、このICAを気象庁(あるいは以前は中央気象台)が翻訳・ ...

雲の分類について過去の文献の調査をしている。その中で、ハロを含む大気光象の記事をちょくちょく見かける。やはり、昔から大気光象は興味を引く、不思議な現象だったのだろう。昭和4年(1929年):気象観測法主な大気光象が図と共に解説されている。下は以前もここで紹介し ...

大正7年=1918年の気象集誌。金沢地方気象台に出向いてある調べ物をしている最中、藤原咲平のローウィッツアークに関する論説文を発見。計算から氷晶の形状を導き出して可能性を述べている。すげ〜。「そんな弧がどのようにしてできたとて実際上何の損得もない」と言う簡潔な ...

Forster,1815年の論文から大気光象の図。ハロと光環と幻日、幻日環、タンジェントアークが見える。1枚だけ流星の図が入っていたりする。まだちゃんと読んでいないので、ここら辺までしかわからない。akinokoの9冊目の雲の本写真450枚以上を使った雲の本の決定版です。是非お ...

雲の分類の歴史を追う、シリーズ。1800年代の雲の分類の変遷はダイナミックで謎だらけでパズルのよう。おまけに、資料の入手の困難さは宝探ししているよう。で、見つかると、それだけでなんとなく成就感がある。その中でも当時の写真や絵は面白い。画像は1815年ForsterのRese ...

雲の日本名の謎と共に世界の分類の謎も追っていることは、これまで何度も記事にしています。。最近、やっとICA1890などが見つかったので、分かってる事実を簡単にまとめたページを作りました。まだまだ足りない資料が多いのですが、自分のメモ用としても有効なのでとりあえず ...

やっと手に入れた雲の分類の資料2点。Cloud atlas 1890とOn the Modification of Cloud 1803。先日、渡辺さんと綾塚さんのご協力もあって、International Cloud Atlas 1896と1910を見つけることができたが、その後の追跡でこの2点の他、いくつかの資料も見つけることができた ...

雲の分類の謎に挑む、シリーズ。昨夜届いた本、藤原咲平, 「雲」, 1929年, 岩波書店。29ページの写真とその解説冊子が帙(箱)に入ってる。解説がまた科学者らしくきちっと書かれていて素晴らしい。藤原咲平は元中央気象台長(今の気象庁長官)。物を増やしたくないんだけど ...

雲の分類の謎に挑む!シリーズ今日入手した本、雲の見方-国際雲級図解説,大正15年(1926年)。96年ほど前の本なのにカバーも、中身もすごくキレイ。前書きに「1910年のinternational cloud atlasを訳した」との記述がある。え?そんなのWMOの記述にもないぞ?うわー、また謎 ...

気象観測法講話,1940,地人書館中に掲載されてる大気光象図。うむむ、、、S2は何だ?この通りなら46度幻日なんだが、46度幻日が確認されたのは2000年代以降だけど、、、、kinokoの9冊目の雲の本、マゾンで予約開始!!発売は3月1日写真450枚以上を使った雲の本の決定版です。 ...

雲の分類の謎を追ってる。今日入手した気象観測法講話、1940、地人書館。これはまたすごい内容。80年も前にこんな本を作るエネルギーは素晴らしい。けど、国情もあったのか、紙の質は良くない。この辺は中谷宇吉郎の雪の研究,1949,岩波とsnow crystals.1954, ハーバードを比 ...

今日入手した気象観測法 , 1940, 中央気象台の中の1ページ、「11章 天気と雑象」の中の「暈」。外接ハロ→楕円暈、上部タンジェントアーク→上端光弧、ラテラルアーク→傍接光弧と今とは名称は異なるものの、事象が正確に書かれている。特に太陽高度によるタンジェントアーク ...

今日入手した資料。気象観測法, 1940, 中央気象台。3300円もした。高いけど、仕方がない.研究用。kinokoの9冊目の雲の本、マゾンで予約開始!!発売は3月1日写真450枚以上を使った雲の本の決定版です。是非お買い求めください!!!アマゾン予約サイト: https://www.amazon ...

地上気象観測法1950年、1956年; 気象庁をやっと手に入れた(もちろんコピー)。これは苦労した。雲の分類がどう変遷してきたかをずっと探ってるけど、これまでどうしても、これが手に入らなかった。それにしても、著者が気象協会になったり(1950)、気象台になったり、こう ...

著者用見本本ついに到着!思ってたより1週間ほど早い。来週あたりには、いよいよ書店に並びそうな感じ。注文がまだの方は是非!!!akinokoの9冊目の雲の本、ついにアマゾンで予約開始!!発売は2月22日写真450枚以上を使った雲の本の決定版です。是非お買い求めください!! ...

International atlas of cloud and of states o the sky, 1930 現在のInternational cloud atlasの元祖とも言える資料。雲の分類と定義がなされている。90年も前にこれだけのものを作るのは大変だっただろうと思う。 100ページほどあるこの資料、PDFで持ってるけど、やっぱ ...

資料用に、International cloud atlasの前身、International atlas of clouds....1930のreprint版をイギリスから取り寄せてみた。到着したら、B5変形(?)と小さく、写真がめっちゃ不鮮明で驚く。何だこれは?おまけに、後半の写真と図の解説はページ順がぐちゃぐちゃで、め ...

今日到着した資料。なんでこんなモノがヤフオクに出てくるのかは?だけど。とてもキレイ。使った形跡がほとんど無い。実は、訳あって、これの1950年代のものを探してる。Akinokoのウェブサイト「雲と空の休憩室」! ...

ちょっとした問い合わせがあったシャイナーのハロに(28度ハロ)関する論文を理解するために完訳した。自分の英語力だと原文では読み込めないので、周り道だけど調べながら完訳して、修正しながら理解した方が、わかっていない事を確認できるので、結局は理解しやすい。ちな ...

雪関係の知り合いから、ハロに関する問い合わせがあった。この世界には昔から怪しい話がいっぱいあるけど、問い合わせの件もいかにも怪しい現象。綾塚さんに聞いて、今まで知らなかった新しい論文を手に入れたので読んでる。この論文はその怪しさをはっきりと指摘している。 ...

大気光象(Halo Arc)のバイブル、Atmospheric Halos 新品 をヤフオクに出品に出品しました。この本は美しい写真と、豊富な図でハロがどのように現れるのかを難しい理論無しに解説している名著です。以前、2冊購入して1冊を予備として保管してあったので、そちらを今回出品。 ...

私が大気光学現象のバイブルと考えている本。「Atmospheric Halos」:間違いなく名著です。美しい写真と、平易な解説。数式は一切ありません。世の中には大気光象に興味を持っている方や、いかにも知っているというような話をする人がたくさんいます。それはそれでいいのです ...

写真家の武田さんから送られてきた新刊本:「自然写真の平成30年とフォトグラファー」。平成の30年間の自然写真界の変遷と発展、主なフォトグラファー250人の活動についての記録です。素晴らしい本。 私の本「雲三昧」「雲のカタログ」「空の図鑑」共に私の事も記述されて ...

荒木さんの新著「雲を愛する技術」が発刊され、光文社より献本が到着。 月の写真を4枚提供させていただきました。提供したのが雲じゃないのが何とも(笑)。 Akinokoの新しいウェブサイト「雲と空の殿堂」オープン! http://www1.linkclub.or.jp/~kinoko ...

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